(ひざの痛み・五十肩・腰痛解消法)

温湿布とは
 温湿布とは、昔から最も広く行われてきた温罨法の一つで、局部の血行を促進させて新陳代謝を盛んにして、痛みや炎症を軽減、消退させる目的で行われる治療法です。
温湿布で血行、新陳代謝が盛んになり血液の循環が促進されると細胞復活作用、治癒力促進作用、新陳代謝促進作用などの機能が高まり、身体が本来もっている自然治癒力が活性化して健康体を取戻します。
温湿布に葉緑素を含んだアロマリキットを用いることで血液の循環はさらに促進され、神経の刺激や圧迫が除かれるので筋肉のこわばりのようなものも軟らかくなり、固くなって滑らかさのなくなっていたひざの関節内部の滑液が軟らかくなってひざの痛みがみるみる消えていきます。

ひざの痛み
 ひざの関節は大腿骨と脛骨とをつなぎ、靭帯と連動して私たちはひざを動かす事ができます。
ひざの関節の大腿骨と脛骨の先端には白いスベスベした軟骨があって、軟骨と軟骨の間には関節腔という滑液の入っている隙間があります。
関節腔の滑膜からこの滑液という粘液が分泌されていて、潤滑油のような役目をしてひざの関節の動きを滑らかにしています。
冷えや老化現象により新陳代謝が低下するとひざの血流が悪くなり、靭帯や筋肉は硬直化し、滑液は固くなって滑らかさが減少し、ひざが痛くて歩けなくなります。
老化によるひざの痛みは変形性関節症といって軟骨が変形し、すり減ってくることが原因で、軟骨がすり減って骨と骨が直接に触れ合うようになると神経を激するので痛みが出てきます。
また、軟骨組織が破壊されると腫れとなって痛むこともあり、転倒などでひざ関節を負傷しやすくなり、軽いケガでも激しい痛みが出るようになります。

温湿布の作用
(1)
ひざの変形そのものは医者でも治せませんが、温湿布は痛みがなくなるようになじませることができます。
(2)
温湿布をすると細く縮んでいた血管が広がり、ひざの末端に滞っていた血流が促進されてひざの血行が良くなって自然治癒力が活性します。
(3)
自然治癒力の低下でひざの細胞に溜まっていた老廃物や炭酸ガスが筋肉の伸縮運動の高まりで静脈に排泄され、栄養素と酸素を含んだ新鮮な血液がひざを循環し始めます。
(4)
温湿布による温かい血液の流れは血管を柔軟にし、血圧を正常化してひざの筋肉のしこりを柔らげます。
(5)
温湿布によって筋肉のこわばりのようなものも軟らかくなり、固くなって滑らかさを失っていたひざの潤滑油である滑液が軟らかくなるのでひざの関節の動きが滑らかになり、ひざの痛みが取れてきます。

温湿布の方法
準備する物
(1)アロマリキッド (2)保温材2枚 (3)白ネル(31cm×21cm)2枚
(4)ラップ材又はビニールなど (5)洗面器又は洗桶など (6)湿したタオル
(7)温度計    

 

温湿布の準備
温湿布の準備
(1) ポリ袋の中の白ネル2枚を取出し、水に湿して固く絞り、ポリ袋の中に戻して、白ネル2枚にアロマリキッドを約10cc(薬瓶のキャップで2杯)かけて下さい。
※温湿布後に白ネルはポリ袋に保管しますが、次回に温湿布するときに白ネルが湿っていれば水に湿す作業をはぶいて、白ネルにアロマリキッドを約10ccかけて下さい。
(2) 白ネル全体に均一にアロマリキッドが染みわたるように、ポリ袋の上からよくもんで下さい。
(3) 洗面器に、保温材2枚が完全に浸かるように約50度位のお湯を入れて、保温材が40度位になるように温めて下さい。
※温めすぎたときは、冷水に浸すなどして温度を調整して下さい。
(4) 保温材が温まったら取出し、保温材表面の水滴を拭取って下さい。
(5) 暖まった保温材を広げ、その上にアロマリキッドを染みこませた白ネルを広げて2つ折りにし、しばらく白ネルを暖めて下さい。

【温湿布の手順】
(1) 両方のひざを伸ばして、ひざを包み込むように温めた白ネルをひざの上にのせて下さい。
(2) つぎは、白ネルが見えなくなるように温めた保温材を上にかぶせて、ひざを包み込むようにして下さい。
(3) さらに、ひざと白ネル・保温材の間にすき間ができないようにラップやビニールなどを巻きつけて固定して下さい。
(4) 温湿布をする時間は15分〜20分間です。
(5) 温湿布中は温泉につかって入るほどの暖かさを感じます。暖かさを感じないひざは調子の悪い証拠ですが、暖かさを感じないからと保温材の温度を高くしないで下さい。
温湿布を続けていくと段々と暖かさを感じるようになり、ひざの痛みも取れてきます。
(6) 温湿布の途中に熱くなったときは我慢せずに、保温材と白ネルを取り外し、1分〜2分位経ってから温湿布を再開して下さい。
※我慢しすぎると低温火傷の原因となることがあります。
(7) 温湿布後、湿ったタオルでひざをよく拭いて、保湿性のクリームなどを塗って下さい。

【ポイント】
(1) 通常1日1回の温湿布で短時間で効果が確認出てきますので、ひざの痛みの取れぐあいをみながら温湿布をして下さい。
(2) 温湿布後は、ひざを冷やさないように心がけて下さい。
(3) ひざは痛みがなくなるようになじませているだけですから、無理をするとまた痛みが出てくることがあります。
(4) 膝の痛みが取れた後は、ひざに負担をかけないように生活し、疲れがひどいときや気温変化の激しい季節は、予防として温湿布をして下さい。
(5) 温湿布の温度は40度以下です。保温材の温度を指定温度より高くすると炎症を起こすひとがあります。温湿布の時間は15分〜20分間です。温度を高く上げすぎたり、長時間温湿布をすると低温低音やけどの原因となるので注意して下さい。
(6) 適温で温湿布すると、ひざの血管が拡張して血行が良くなり、筋肉や靭帯が緩んで細胞の代謝機能が活性し、自然治癒力が高まってひざの痛みが取れていきます。 
(7) 皮膚の弱い方や強アレルギーの方は炎症や痒みが生じやすいので、続けて温湿布をせずに、日にちをあけて気長に温湿布をして下さい。

温湿布の好転反応
(1) 温湿布後、かさぶたのように皮膚の表面が黒くなることがあります。
(2) 汗がたくさん出たり尿の出が良くなったりしますが、それだけでは足りなくて皮膚の表面から老廃物が排出されるのではないかと考えられていますが、このかさぶたのようなものは1週間位で自然に治ってしまいます。
(3) まったく心配はなく、むしろ、かさぶたのようなものが取れた後はきれいな皮膚が出てきますし、ひざの痛みのある部分にできたときは、かさぶたが取れた時点で、ものすごくよくなっています。
(4) また、ひざの皮膚の新陳代謝の高まりで温湿布の数日後に粉が舞うように、老化してはがれた皮膚が舞う事がありますが、2〜3日で治まります。

温湿布で五十肩・腰痛などを治療をされる方は、治療部位をお尋ね下さい。
 
温湿布の準備 1

温湿布の準備 2

温湿布の準備 3

温湿布の手順 1

温湿布の手順 2

温湿布の手順 3
 

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